さて、帝王学がなんだかスゴそうだぞ、というのは伝わったでしょうか?
「でも、具体的に何を学べばいいの?」って思いますよね。
実は、帝王学には、昔から「これだけは大事!」と言われ続けている、いわば「三種の神器」ならぬ「三つの教え」があるんです。
どんな時代でも、どんな組織のトップでも役立つ、普遍的な原則。それを知ることから、あなたのリーダーシップは新しいステージに進むかもしれません。
【その1】道に迷ったときの「先生」を見つけよう!原理原則を教えてくれる師の存在

経営をしていると、毎日が判断の連続ですよね。
「こっちに進むべきか、あっちに進むべきか…」と悩むことも一度や二度ではないはず。そんな時、あなただけの「先生」がいたら、心強いと思いませんか?
帝王学の最初の教えは「原理原則を教えてくれる師を持つべし」ということ。
ここでいう「師」とは、なにも学校の先生のような存在だけを指すわけではありません。
経験豊富な先輩経営者かもしれませんし、歴史上の偉人や、何度も読み返した古典の一節かもしれません。
大切なのは、目先のことに振り回されず、物事の「そもそも」や「本質」を教えてくれる存在を持つことです。
自分で試行錯誤するのも素晴らしいですが、時には遠回りになることもありますよね。
「師」の知恵を借りることで、より早く、より確かに、進むべき道が見えてくるはずです。
私たち株式会社因幡古典探究舎も、特に漢学の古典を通じて、経営者の皆様にとっての「師」のような存在でありたいと考えています。
古典には、時代を超えた普遍的な原理原則が、まさに宝の山のように眠っているのですから。
【その2】「イエスマン」だけじゃダメ!耳の痛いことも言ってくれる部下こそ宝物

社長になると、だんだん周りから厳しい意見を言われにくくなる、なんてことありませんか?
みんなが「社長、素晴らしいです!」としか言わない会社って、実はちょっと危ないかもしれません。
帝王学の二つ目の教えは、「直言してくれる部下を持つこと」の重要性です。
「直言」とは、耳に痛いことも含めて、本音で意見を伝えてくれること。
リーダーが気づいていない問題点や、間違った方向に進みそうになっている時、「社長、それは違うんじゃないですか?」と勇気を持って言ってくれる部下は、まさに会社の宝です。
もちろん、そんなことを言われたら、最初はカチンとくるかもしれません。
でも、そこで感情的にならずに「なぜそう思うんだ?」と耳を傾ける度量が、リーダーには求められます。
そういった部下の存在が、会社を間違った道から守り、より良い方向へ導いてくれるのです。
風通しの良い、本音が言い合える組織作りは、帝王学を実践する上での大切な一歩と言えるでしょう。
【その3】一人で悩まないで!客観的な助言をくれる「相談役」を持とう

どんなに優れた経営者でも、一人ですべての答えを見つけ出すのは難しいものです。
時には、自分では気づかない視点や、専門的な知識が必要になることもありますよね。
帝王学の三つ目の教えは、「良き『幕賓(ばくひん)』を持つこと」。
「幕賓」とは、昔の言葉で、今でいうアドバイザーや相談役のような存在です。
社内の人間ではないからこそ言える客観的な意見や、特定の分野に関する専門的な知識は、経営判断において非常に役立ちます。
それは、税理士や弁護士といった専門家かもしれませんし、異業種の経営者仲間かもしれません。
あるいは、じっくりと話を聞いて的確な問いを投げかけてくれるコンサルタントという場合もあるでしょう。
大切なのは、自分一人で抱え込まず、信頼できる相談相手を持ち、多様な視点を取り入れることです。
そうすることで、よりバランスの取れた、そしてより力強い意思決定が可能になるはずです。
因幡古典探求舎のコンサルティングサービス(歴史から紐解く)

私たち株式会社因幡古典探究舎では、この時代を超えて輝き続ける漢学の知恵をベースにした帝王学の学びの場をご用意しています。
どんな時代でもブレない、本物のリーダーシップを身につけたい経営者の皆様を、全力でサポートします。
経営哲学や理念はどのようなものにすべき?
リーダーのあり方とは?
帝王学ってどんなこと?
そんなお悩みを抱える経営者や管理職向けに、帝王学に基づくアドバイスを致します。解決の一助になれば幸いです。
因幡古典探求舎では、企業・団体・官公庁様(経営者・管理職の方)向けに、歴史から紐解くコンサルティングサービスを実施しております。
コンサルティングの開催はオンライン開催、出張でのご対応も可能でございます。
国内どこでもご対応可能です。
まずは、お気軽にお問合せ、ご相談ください。