帝王学

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世の経営者やリーダーたちが興味を向ける「帝王学」

「帝王学」と申しますのは、「皇帝や国王が身につけるべき学問教養」を言います。
皇帝や国王が過不足なく務まるならば、それ以上の権力・地位は存在しない故に、どんな組織の長も務まります。

その帝王学が凝縮されているのが、『貞観政要』という古典になります。
中国史上最高の名君、唐の二代皇帝である太宗・李世民と、臣下との問答を記録した「史書」であり、「思想書」です。
著名な愛読者はいるのかと尋ねられたら、徳川家康をいつも挙げます。

その言動には、『貞観政要』に説かれる帝王学が体現されていることがよく分かるからです。
二六五年という長期にわたる太平の世の基礎は、『貞観政要』によって築かれたといって過言ではありません。
帝王学を学ぶことは、組織を長久に保つ術を身につけることでもあるのです。

『貞観政要』冒頭に書かれる「唯身を修める」

その要諦は、『貞観政要』冒頭に書かれる「唯身を修める」であります。
「唯」とは、二つも三つもない、唯一を示す漢字。
『貞観政要』の内容―即ち帝王学は、「修身」の二文字に収まることを是非知ってください。

知恵や経験は協力し合えばいくらでも引き出せますが、徳はそうはいきません。
知恵や経験とは、言わば「建物」。徳とは、言わば「土台・基礎」。
基礎部分さえしっかり仕上がっているならば、その上には、どんな建物も建てることができるし、人を惹きつけることもできます。

経営者やリーダーが最も重視すべきは、この「基礎部分を仕上げる」こと。
一枚岩の突破力はこれによって引き出すことができ、やがて業績にもつながっていくのです。

事業承継と帝王学

事業承継に苦悩するところは少なくありませんが、帝王学はその一助にもなります。

かつて諏訪精工舎で社長を務めた山崎久夫。
「諏訪を東洋のスイスに」というスローガンを掲げ、腕時計の開発に邁進していましたが、胃ガンのために、志半ばで亡くなってしまいました。
手術から半年ほどのことでしたが、社長を失った諏訪精工舎は破綻―しなかったんですね。
山崎の人格に惚れ込んだ者―慕う者―そんな彼らが集まっていたこの諏訪精工舎、やがて世界初のクオーツ腕時計を開発。
ご存じの方も多いでしょうが、現在の「セイコーエプソン」としてその命脈を保っています。

慕われるリーダー

「慕われるリーダー」が掲げるスローガンや理念・信念というものは、頼まずとも引き継いでくれる人が現れます。
事業の内容や職場環境、待遇といったものは大切ですが、それ以上に大切なもの―リーダーが「惚れ込まれるほど」「慕われるほど」に「身を修めているか」―換言すれば、「帝王学」を体現しているか、これが非常に大事な要素となるのです。

 

 

 

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