因幡古典探究舎について

因幡古典探究舎とは

因幡古典探究舎では、漢学や古典を多様な視点からわかりやすく読み解き、ことわざや近現代の書籍、ビジネス書なども活用して講座や勉強会を開催しています。
教養や読解力を身に付けるだけでなく、教育やビジネス、実生活に役立つ学びの場を提供しています。

1、ビジョン

私たちのビジョンは、現代人が古典文学から得られる普遍的な生き方の知恵を学び、実践に生かすことです。
古典に触れることにより、自己の成長と人間関係の改善、より良い社会作りに貢献したいと考えています。

2、目的

漢学や古典文学を通じて、自己理解を深め、リーダーシップや人間力を高めることです。
現代社会において忙しさやストレスが増す中、古典が提供する落ち着きや思慮深さを取り入れることで、より豊かな人生を送る手助けをします。

3、大切にしていること

私たちが大切にしているのは、「知行合一」の精神です。
学んだ知識を実生活に生かすことこそが真の学びであると信じています。
また、参加者同士の対話やディスカッションを通じて、多様な視点を尊重し合い、学びを深めることを大切にしています。

4、活動内容

漢学に基礎を置く教育の普及
講演セミナー
お話会 中国古典に学ぶ会
古典教室の運営
教育や人材育成に関わるコンサルティングサービス
人材育成事業
書籍執筆

「修身斉家治国平天下」(しゅうしん せいか ちこく へいてんか)

個人がそれぞれ身を修めること(修身)で、家・家庭が(ととの)う(斉家)。
家々が斉うことで、国家が治まる(治国)。
国家が治まれば、平和な世の中となる(平天下)。

儒家系古典群の目的はこれである。
儒家系古典群の教えは、『貞観政要』一冊に収まる。
『貞観政要』一冊は、『孫子』の五事の一つ・「將の利」に収まる。

即ち、「帝王学」とは「修身」の延長線上にある学問と知るべし。
そのさらに先にあるのが「最強の兵法」『孫子』であると心得べきなり。

年齢や性別、地位などを問わずに広く学ぶべきものが古典である。
決して損はない。
個人に焦点を当てるならば「修身」となり、経営者やリーダーに焦点を当てるならば「帝王学」となる。
掲げる表題「修身斉家治国平天下」がイマイチピンと来ないならば、次のように読み替えると良い。

即ち「修身斉社治国平経済」である。
リーダーや経営者が身を修めることで会社が斉い、多くの企業が斉えば自ずと国家も治まってくる。
国家が治まれば、経済も安定するのだ。

古語に「財を以て交はる者は、財(つ)くれば交はり絶え」とあるように、利害のみで結ばれる関係ほど脆いものはない。
人口に膾炙する言葉で言えば、「金の切れ目が縁の切れ目」であろう。
また「市井の交わり」とも言う。
これでは一枚岩の組織力など出るはずもない。

それを引き出すことを可能にするのが、「帝王学」を体現した経営者やリーダーである。

戦国武将・武田信玄は「人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり」と教え、三越創始者・日比翁助は提唱した「石垣論」の中で「大は重役、部長、課長、小は少年店員いわゆる小僧といつた類で、是等大小の店員が心からなる結合によつてする協力、これが一社の隆運を期するに偉大なる力となる」と明らかにしている。

「心から」人を大事にするリーダーは、如何なる困難も突破していけるのだ。  

帝王学―組織を治める要諦、ここにあり。